2025年10月06日
ソファ
暮らしにフィットするソファの選び方【Part1】
ソファ選びの基本・サイズ編

テレビを観たり、お昼寝したり、本を読んだり…ソファは、家の中でいちばん「長く過ごす場所」になることも多い家具。
だからこそ、体に合う・空間に合うサイズ感を見極めることが、快適な暮らしの第一歩になります。
「くつろげるリビングにしたい」「部屋に合うサイズのソファが欲しい」そんな願いを叶えるために、まず考えたいのが“サイズ選び”です。
今回のコラムでは、ソファの「掛け人数」「設置スペース」「座面広さ」の観点から“サイズの選び方”をじっくり解説します。
ソファ選びにお悩みの方は、ぜひご覧ください。
ソファ選びに大切なポイントを4つの観点からご紹介
「●人掛け」の目安から考えるソファ選び

ソファ選びでまず意識したいのは、「掛け人数」と「横幅」のバランス。
以下のサイズ感を参考にすると、自分に合った一台が見つけやすくなります。
| 人数の目安 | 横幅の目安 | 特徴と用途 |
|---|---|---|
| 1人掛け | 約80~100cm | 一人暮らしや書斎、読書スペースにも最適。 |
| 2人掛け | 約130~160cm | カップルや夫婦での使用。コンパクトリビング向け。 |
| 2.5人掛け | 約170~190cm | 日本特有のサイズ感。二人でも適度な距離感をもって座れる。 |
| 3人掛け | 約180~210cm | ファミリー仕様や来客対応におすすめ。 |
| 5人掛け(コーナー) | 約240cm以上 | ゆったり寝転べる広さ。大型LDKにぴったり。 |
ポイント:座る人数+αの「ゆとり」があると、よりリラックスした姿勢で過ごせます。
「設置スペース」とのバランスを考える
サイズを選ぶ際は、ソファ単体の幅や奥行きだけでなく「部屋全体とのバランス」も重要です。
例えば…
壁から10cmほど離すことで、背面に圧迫感が出にくくなる

通路として60~70cm程度のスペースを確保すると動線がスムーズ

ローテーブルとの間隔を40cm以上空けると、立ち座りしやすい

また、ラグ・サイドテーブル・テレビ台との兼ね合いも大切。
空間全体を通じて、他のインテリアとの調和や動線を意識し「どこに、どんな使い方でソファを置くのか」を想定すると、適したサイズが自然と絞り込めます。
「座面の奥行き」もサイズ選びのポイント
横幅と同じくらい、“座面の奥行き”も快適性に関わる重要な要素です。
標準的な奥行きは約50~60cm程度ですが、使い方によってぴったりのサイズ選びが変わってきます。
●浅め(~50cm)
足を床につけて、背筋を伸ばして座りたい方におすすめ

●深め(55cm~)
あぐらをかいたり、寝転がってくつろぎたい方にぴったり

サイズ感を確認したい場合は、ご自宅の椅子やこれまで使っていたソファの奥行きを測って比較してみるのがおすすめです。
また、カラダの大きさによってもソファの奥行きによる感覚の違いは出てきます。
普段の座り方やリラックスして過ごせる姿勢、家族の体格を考慮しながら選ぶことで、イメージに近い座り心地に近づけることが可能です。
高い・低いの違いは大きい「座面高さ」
ソファを選ぶ時、見落とされがちですがぜひ確認しておいてほしいのが「座面高さ」。
見た目はもちろん、座り心地やソファの使い方を大きく左右するポイントのひとつです。
●低め(30cm前後)
ロータイプのソファはお部屋に広がりを感じられたり、ソファの前に座って寄りかかることもできるので、くつろぎのスタイルを広げることができます。
一方で、立ち座りがしづらいと感じる場合もあり、腰痛がある方やご年配の方のいるご家庭では避けられる傾向も。

●高め(40cm~)
座面高が40~45cm程度のソファは床に足がつき、立ったり座ったりする動作がスムーズに行えます。さらに高いタイプのソファであれば、ダイニングテーブルと組み合わせても使用できます。
ただ、高さがある分、存在感も出てしまうのでお部屋によっては圧迫感を与えてしまうことも。

座面高さのみに限ったことではありませんが、それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、ご自身のイメージを詰めていくことが、長く、心地よく使えるソファ選びには必要になります。
ぴったりなソファに出会うために…

ソファのサイズ選びで大切なのは、「座る人数」だけでなく、使い方・空間・座り方まで含めた“トータルな視点”です。
自分と家族のライフスタイルに合うソファを選ぶことで、毎日のくつろぎ時間がぐっと快適で豊かなものになります。
Pamounaのソファは、サイズ感だけでなく「座り心地」や「張地」「機能性」にも工夫がいっぱい。
お気に入りの一台が、暮らしに寄り添い、毎日のリラックスタイムを豊かにしてくれます。
さらに「デザイン」や「機能」については、別コラムでご紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね。
