2025年09月08日
テレビ台・テレビボード
テレビ台の高さはどっち?ハイタイプ・ロータイプの違い【前編】

テレビ台は、リビング空間の印象を左右する大切な家具のひとつです。
テレビを置くだけでなく、収納やインテリアとしての役割も担っており、暮らしに合った一台を選ぶことが快適なリビングづくりにつながります。
なかでも多くの方が迷うのが、「ハイタイプ」と「ロータイプ」の選択。
どちらを選ぶかによって、テレビの視聴のしやすさや収納力、空間の印象も大きく変わってきます。
今回のコラムでは、ハイタイプとロータイプそれぞれのメリット・デメリットを分かりやすく比較。
テレビ台選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハイタイプのテレビ台|メリット・デメリット
本コラムでは高さが60cm程度かそれ以上あり、テレビを高い位置に設置できるタイプを「ハイタイプ」テレビボードと定義します。
視線の高さに合わせやすく、立っている時も座っている時も快適に視聴できます。
収納力も十分なアイテムが多いため、お部屋をすっきりと整えたい方にもおすすめです。

- 収納力が豊富。AV機器やリモコン、小物など収納するスペースが増える。
- 引き出しや棚板付きで整理整頓がしやすく、見た目もすっきり整う。
- ベッドに横になったままでも視線が合いやすく、快適に視聴できる。
- 背が高くなるため、圧迫感を感じることがある。
- コンパクトな部屋には不向きで、生活動線の邪魔をしてしまう可能性がある。
キャビネットをテレビ台として代用してみる
ハイタイプの選択肢として「キャビネット」をテレビ台代わりに使うのもおすすめです。
扉付きのキャビネットなら、内部に機器や小物をすっきり収納でき、外から見えないため、見た目も整います。



また、テレビ台としての役目を終えても、将来的にサイドボードや収納家具として使い続けられる汎用性の高さも魅力。
デザイン性の高いものを選べば、空間に個性と上質感をプラスできます。
※キャビネットをテレビ台として使用する場合は、テレビの重量が耐荷重の範囲内かをご確認ください。
ロータイプのテレビ台|メリット・デメリット
本コラムでは高さは40~60cmで、テレビを低い位置に設置するタイプを「ロータイプ」と定義。
ロータイプのテレビ台は部屋に圧迫感を与えず、広がりを感じさせるデザインが特長です。
シンプルでスタイリッシュなインテリアを好む方に人気があります。

- 圧迫感を与えず、空間を広く見せる。
- シンプルで洗練されたデザインが多く、現代的なインテリアによく合う。
- 座ったままくつろいでテレビを見ることができ、リラックスできる空間づくりにおすすめ。
- 収納スペースが限られているため、たっぷり収納したいという方には不向き。
- キッチンからテレビを見たい場合や、立ち仕事中に視聴する場合には、目線が下がりすぎて見づらくなることがある。
itukiでロータイプのテレビボードをつくってみる

見やすい高さ、お好みに合ったカラーや収納タイプのテレビボードをつくることができます。
脚無しで壁面を広く見せることで、空間に余裕を与えます。
テレビ台の高さ選びがポイントに
テレビ台は、空間全体の印象や暮らしやすさにも大きな影響を与える家具です。
「ハイタイプ」は機能性や収納力を重視したい方に、「ロータイプ」は開放感やインテリア性を大切にしたい方におすすめです。

後編では、今回ご説明したメリット・デメリットをふまえ、テレビ台の選び方、高さによって変わるテレビの見え方についてご紹介します。
ぜひ合わせてご覧ください!
