2024年10月07日
オーダー家具
オーダーで壁面収納をつくるときに確認すべき3つのポイント
壁面収納とはその名前のとおり、お部屋の壁を収納として活用する家具のことです。
デッドスペースになりやすい壁面沿い、効率的に空間を有効利用できるので、大容量の収納スペースを確保できるというメリットがあります。
既製品も存在しますが、設置する場所や中に入れるものの形や量にあった理想的な壁面収納を置きたい場合は、オーダー家具で作るのがおすすめです。
今回はオーダーで壁面収納を作る際、おさえておきたい3つのポイントをご紹介します。
Point1:収納するものの量を確認する
まず壁面収納を選ぶときに最も大切なのは、使う目的を明確にすることです。
最初に何を入れるために必要なのかと同時に、どれくらいの量を収納するかを想像してみましょう。
壁面収納は、収納力を求めすぎるとサイズが大きくなり、圧迫感を感じたり、どこにしまったかわからなくなるなど、逆に使いづらくなってしまう場合があります。
また、収納スペースが余っていると不用品も保管できてしまい、捨てる機会を逃してしまったり、不必要なものまでため込んでしまい、物がどんどん増えていく原因になる可能性も…。
入れたいものの量に合っていない、大きすぎる壁面収納ではデメリットの方が目立ってしまいます。
そこで壁面収納の魅力を最大限に活かすためにも、まずは中に収納するものの量を確認し、適切な収納力を見極めることが大事なポイントです。
Point2:収納するものの大きさ・形を確認する
必要な収納量が決まったら、次は収納したいものの大きさとともにどのような形で収納するのが最適か確認します。
せっかく収納家具を購入したにも関わらず、いざ入れようと思ったら入らない…無駄な隙間が生まれてしまう…、出し入れしづらい…なんてことも。
収納というのは、中に入れるものの形・用途よって適している仕様が変わります。
たとえば、
・引出には洋服や煩雑になりがちな生活雑貨類をまとめて収納
・オープン棚には本やお気に入りの小物を並べ飾って収納
・扉収納にはファイルや書類などを隠して収納
必要に応じた収納仕様が備わっていると、使い勝手の良さはもちろん、整理整頓もしやすく快適に過ごすことができます。
収納したいもの形から逆算して、どのような収納仕様が適切かを判断すれば、せっかくの収納スペースを持て余すこともなくなります。
Point3:設置スペースを確認する
入れるものの量、入れるものの形に合わせた収納仕様が決まったら、あとは置きたい場所の空きスペースを確認します。
天井までの高さや壁面の横幅が基本となりますが、お部屋によっては、梁や柱がある場合もありますので、出っ張り部分を考慮して使えるスペースを測ることが大切です。
また、壁の下に巾木がある場合は内寸の床面を横幅として測りましょう。
奥行は壁面スペースにゆとりがあったとしても、深すぎるとものが取り出しにくくなってしまいます。
生活スペースを圧迫しないかつ出し入れしやすいサイズに決めましょう。
CGシミュレーターを使って自分で作るオーダー家具「ituki」
Pamouna Storeで販売しているオーダー家具「ituki」では、ネット上の3D シミュレーターを使用して、お客様自身で簡単にレイアウト、シミュレーションして注文いただけるオンラインオーダー家具システムを採用しています。
先に上げたオーダーで壁面収納を作るときに確認しておきたい3つのポイントをおさえたら、すぐにご自身で理想的なオーダー収納家具を注文いただけます。
奥行きは20cm、25cm、36cm、40cmの4サイズの中から選べ、浅い奥行きならキッチンのカウンター下収納、深い奥行きで作ればテレビボードや洋服を入れるチェストとしても使えます。
列の高さ(棚の間隔)は18cm、28cm、40cmの3パターンがあり、その高さによって家具全体の高さは24cm~216cmとなります。
そして横幅は60cm~240cmまで、1cm単位でオーダーでき、横幅サイズに応じて1列~9列まで列数をお選びいただくことも可能です。
収納部分の仕様は、オープン収納、引出収納、扉収納の3タイプご用意。壁面収納としてはもちろん、本棚、サイドボード、玄関に設置する靴箱など幅広い収納家具として機能します。
さらに「ituki」ではカラーも豊富に揃えています。
全8色の単色カラーと、単色とナチュラルカラーを組み合わせたバイカラーの16パターンをラインナップ。
落ち着きのあるカラーから、明るくポップな色合いまで幅広いカラーバリエーションをご用意していますので、リビング、書斎、子供部屋などお部屋の雰囲気や好きなテイストに合わせお選びいただけます。
また空間全体のテーマに合わせて統一感のあるおしゃれなインテリアとして取り入れることもできますので、オフィスや商業施設など、多くの人の目に触れる場所に設置するのもおすすめです。
今回は壁面収納をオーダーする際のポイントについてご紹介しました。
壁面収納というと置く場所の確保や収納量ばかりに目が行きがちですが、そのメリットを最大限に活用するためには、収納するものを起点として考え、ものの出し入れのしやすさや壁面収納内での無駄なスペースを作らないことが大切です。
今回ご紹介したポイントをおさえて、ご自身のお部屋に最適な壁面収納をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。